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アノマロカリス、水中に浮く

2011/08/12

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新展示「カンブリア進化の大爆発」、もうご覧になりましたか?
いままでとは打って変わった展示になっております。オープン前夜では台風が吹き荒れておりましたが、水族園内でも台風的な何かがものすごい勢いで通り過ぎていきました(おかげで職員は風に飛ばされた新聞紙のようにぼろぼろになりました)

さて、その中のひとつの水槽がこちら。


anomaro01.JPG

中央手前にもこもこのラッパウニが赤いカイメンをワッショイしている瞬間が写りこんでいて相当ゆかいですが、
今からお話したいのは、真ん中の不自然な棒がついている生物についてです

彼の名は「アノマロカリス」。カンブリア紀ではかなりブイブイいわしたとされる節足動物です。
特徴は、ひらひらしたヒレ、横に突き出たうるんだひとみ、二本の捕食器、そしてきもちわるい口。
全長は60~100cmで、おなじくカンブリアでは有名な三葉虫を食べていたといわれていますが、
一方でじつはヘタレだったという説もある、なかなか魅力的で人気な生物です。
まあ、早い話が、絶滅しちゃったので模型をつくったよ!ということなのですけどね。

材料は、針金、焼いて固める樹脂粘土、温度調節のできるオーブントースター、塗料、根気 です。

(1)まず完成イメージ図をかきます。なるべく可愛い感じにかきます。
(2)イメージ図をもとに針金で芯をつくります。
(3)粘土をねりねりねります。
(4)粘土をもりもりもります。
(5)暑いのを我慢しながらオーブンでやきます。
(6)できあがりの凸凹やひびわれなどイヤンなところを塗料で隠しつつ色をつけます。
(7)乾かして完成。

 

 

anomaro2.JPG

このアノマロカリスフィギュア制作の魅力は、
アノマロカリスの本当のすがたは誰もしらない
ところにあります。
なんとなくのイメージ図はありますが、わかっているのはパーツだけで、
全体のかたちや色、模様などはまったくわからないのです。
つまり、自分の妄想をフルにはたらかせ、鼻血をおさえながら作れる、ということですね。

アノマロフィギュアがある水族館はあまりありません。たぶんあまりありません
とはいえ、インターネットをググると、
アノマロファンの方はかなり多く、
やはり鼻血だらけで作ったであろうアノマロフィギュアがたくさん存在するようです。


ということで楽しいアノマロフィギュア、皆さんもぜひ作ってみてください。

鼻血は多少出るかもしれませんけども。

 

〔ワショク〕