どうも。イルカチームのずっきです。
今回はイルカ館に地下に存在する、“ある設備”についてご紹介しましょう。
スマスイでは、魚やイルカなどを飼育するために必要な海水を
天然の海から取って使用しています。
ただ、取ってきた水をそのまま水槽に入れるのではなく
一度キレイにしてから使用しています。
そのキレイにする場所が
ココ。
これは「一次濾過槽(いちじろかそう)」という所です。
とてもキレイにする場所とは思えないですよね…ww
ですが秘密は底にびっしりと敷き詰められた“砂”にあります。
この砂は「珪砂」と言い、一粒の大きさは約1mm前後あります。
海からポンプを使って海水を取り、その海水がこの砂の間を通る事によって
砂に汚れがこし取られ、水をキレイにします。
キレイになった海水は様々な水槽に使われていきますが
天然の海水のため、水を取るとき一緒に色々な生き物も一次濾過槽に流れてきます。
例えば…
真ん中にご注目。
なんとヒトデがいます。一次濾過槽の常連です。
それ以外にもナマコやエビなど、様々な種類が見られるのですが
今回はビックリなゲストが来てくれました。
それがコレ。
なんとイシガニ。
大きさも10cm近くありました。よく流れてきたな…。
どれだけ大きくなるのか、これからの成長が楽しみですww
毎日、この一次濾過槽をチェックしているのですが
ついでに今日はどんな生き物がいるかな~と
毎日楽しみにしているずっきでした。