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これはなんだ?

2012/08/11

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タコブネブログ用.JPG

昨日、高知県室戸からやってきました。
大きさは4センチくらい。
よく見ると吸盤がありますね。
そう、これはタコの仲間なんです。

右側に見える茶色っぽい部分は、殻です。
このタコ、自分で分泌した炭酸カルシウムで殻を作り、
その中に体を入れ、ふわふわと水中に浮いて生活しています。
その姿はまるで船に乗っかっているようです。
そんな様子からついた名前が「タコブネ」

実は「船」を作るのはすべてメス。
オスはメスよりもとても小さく、どこでどうやって生活しているのか
まったくわかっていないのです。

メスは成熟すると、この船の内側に卵を産みつけるそうです。
船がゆりかごに早変わりです。
メスは卵がかえるまで、ゆりかごを守り続けます。
子どもたちが巣立つと、メスは力尽き、空になったゆりかごだけが
砂浜に打ち上げられて見つかります。

さて、今回は生きた姿でご覧いただけます。
場所は本館2階、「カンブリア進化の大爆発」エリアにある
イボヤギというサンゴの仲間の水槽です。
なぜこの水槽になったのかというと、
ちょうどタコブネにとって快適と思われる水温の水槽がココだったから。

生きている姿はとても珍しく、貴重なので、ぜひ早めに見にいらしてください。
実を言うと、餌も何が好物なのかよくわかっていないのです。
できる限りの手を尽くして、長生きしてもらおうとは思っておりますが…


以上、ひさびさブログアップした “F” でした。