皆さん、こんにちは。
今日のタイトルは「脱皮」です。
脱皮というと、どんな生き物を思い浮かべますか?
本日の主役はヒョウモントカゲモドキです。
豹の紋があるトカゲ…のニセモノ。
ニセモノとはひどい扱いですが、トカゲのように見えて、実はヤモリの仲間なのです。
トカゲモドキの脱皮、普段はなかなか見ることができないのですが、
スタッフが決定的瞬間をばっちり撮影してくれていましたので、ご覧ください。
カパッ

ちょうど、脱げ始めです。
口先辺りからペロッとむけているのがお分かり頂けますでしょうか?
薄いゴム手袋が破れた時ってこんな感じじゃないですかね?!
このあとは石などにこすり付けて一生懸命脱いでいきます。
そして…
…
…
じゃん!

脱ぎ終わると、こんな感じでくっきりときれいな色合いになります。
凛々しい顔をしてますね~
残念なことに、脱皮の一部始終を観察する時間はなかったため、脱いでいる途中の写真はありません。
ちなみに、
アナコンダ水槽では脱いだ後の古い皮が木にひっかかっていたり、
水中に沈んでいたりするのですが、
トカゲモドキ水槽では見当たりませんでした。
どこにいってしまったのでしょう?
実は、彼らは自分で食べてしまうのです!!!
脱ぎながら、食べるのです。いや、食べながら脱ぐのかな?
どちらが正しいかわかりませんが、同時進行するのです。
そのため、脱皮した後に古い皮が残されていることはあまりありません。
こちらのヒョウモントカゲモドキは世界のさかな館で開催している
「身近な生きものシリーズ 〜どっちがイモリでどっちがヤモリ?〜」という企画展で展示されています。
好評につき、期間を延長(終了日未定)しておりますので、
まだ見ていないという方は是非世界のさかな館にお越しくださいね♪
ss