ウナギの完全養殖を成功させた独立行政法人水産総合研究センターと共催で、西日本で初めての企画展「ついに成功したウナギの完全養殖」を開催いたします。2010年、これまで実現困難とされてきたウナギの完全養殖が、独立行政法人水産総合研究センターにより、ついに世界で初めて成功しました。(完全養殖とは、人工孵化したウナギを親ウナギに成長させ、さらに次の世代の稚魚を誕生させることで、同センターでは25万個余りの卵が生まれ、このうち75%が孵化しました。)
◆ 実 施 日 ◆
   6月21日(月)〜7月30日(金)
◆ 実施場所 ◆
   本館3階展示ブース
◆ 展示内容 ◆
世界初のウナギ完全養殖の解説
例)ウナギってどんな魚、ウナギのふるさとを探して、完全養殖への挑戦、
  みんな大好きウナギのかば焼き など
ニホンウナギの仔魚(レプトセファルス)の生体展示
産卵場近くの海で採集された親ウナギの標本展示(7月13日までの限定展示)
ウナギ目仔魚の比較展示
※このほかにも、来園者に楽しい企画も用意しています。
 ウナギは、生産量の多くを天然のシラス稚魚に依存していますが、近年その漁獲量が減少しており、今後のウナギの生産量が危惧されています。完全養殖の実現により、種苗を天然シラス稚魚に依存することなく生産できるようになれば、ウナギが皆さんの家庭の食卓から消えずにすみ、この偉業はそこに道筋をつけるものです。あわせて、天然のウナギの保護にもつながることが期待できます。
 世界生物多様性年の今年、漁獲対象生物の資源量の減少と保護の話題がつきません。多くの研究者や技術者が、各々の専門のサイドから取り組み、問題解決に向けて努力している成果の一旦を学び、日本人の食を、海の生態系を考えるひと時としてお楽しみください。