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瀬戸内海の環境を考え、行動する高校生を応援!サイエンスワークショップ

当園では、社会教育的機能の拡充に取り込んでいます。特にこれまで取り組みが少なかった中高生をターゲットに、海での高等プログラムを開発中です。
兵庫県下の中高生は、大阪湾、播磨灘に、尼崎運
河やアジュール舞子などの人工海岸といった、都市との関わりの深い自然が近くにあります。そのためか生徒も教育者も環境に対する意識が高く、身近な自然環境に対して、自らが何をしなければならないのかを模索し、考え、成長しようとしている学校が多くあります。
須磨海浜水族園は、そんな中高生の中から、兵庫
県立尼崎小田高校の生徒に、自分たちが取り組む大阪湾の環境問題の調査に協力する機会を得ました。それが同校が主催する「瀬戸内海の環境を考える高校生フォーラム」への支援につながり、海ゴミの環境問題に関するプログラムに協力して3年目になります。このプログラムは、SSH科学技術人材育成重点枠指定のプログラムとして、生徒のコミュニケーション力やマネジメント力を育成することを目的としています。
毎年、彼らが大きく羽ばたいてくれることを切に
願い、このプログラムを実施しています。今年度も、海ゴミ問題の中でも、知名度の低いマイクロプラスチック(大きさ5mm以下の小さいプラスチックゴミ)問題をテーマに、見過ごされやすい社会問題を研究します。

※第1回開催分は終了しました。

 

◆実施プログラム◆

体験型環境学習サイエンスワークショップ1、

および第1回高校生フォーラム生徒実行員会の開催 ※終了しました

開催日

平成29年7月22日(土曜)

開催場所 須磨海浜水族園および須磨海岸
内容 高校生、教員、大学院生が集結し、マイクロプラスチックの調査と分析を行う。
※昨年度実績7校63名
スケジュール  
9時45分 須磨海浜水族園レクチャールーム集合、オリエンテーリング
10時10分 須磨海岸に移動し、マイクロプラスチック調査
13時45分 須磨海浜水族園レクチャールームにて、採集物の分類と整理、まとめ等
15時20分 高校生の実行委員会の開催
17時00分 閉会

 

20170711.koukouseiforum-HP2.jpg 20170711.koukouseiforum-HP1.jpg
海岸でのマイクロプラスチックの採集状況 室内での採集物の分類と整理作業の状況

  

◆その後のスケジュール◆

第2回生徒実行委員会・サイエンスワークショップ2の開催

開催日

平成29年9月2日(土曜)

開催場所 岡山県倉敷市と香川県坂出市小与島
内容 海岸の生物観察会と講義を行う

 

第3回生徒実行委員会・サイエンスワークショップ③の開催

開催日

平成29年10月29日(日曜)

開催場所 須磨海浜水族園
内容 これまでの調査の分析結果の発表とマイクロプラスチック問題についてのレクチャー

 

第4回生徒実行員会・京都大学発表会

開催日

平成29年12月23日(土曜)

開催場所 京都大学
内容 高校生フォーラムの成果をもとに高校生が大学生と交流の機会をもつ

 


高校生フォーラム

開催日

平成29年11月19日(日曜)

開催場所 兵庫県立尼崎小田高等学校
内容 環境学習の成果を発表した後、海ゴミ問題の主題のもとで高校生によるディスカッションを行い、とりまとめ発表するプログラムを行う

 

◆参考資料◆

高校生フォーラムとは兵庫県立尼崎小田高等学校は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(SSH)研究指定を受けている。そのSSH研究開発は「持続可能社会構築を実践するグローバル人材の育成と評価法の研究」として、次世代で持続可能社会を実践していく人材として身に着けるべき4つの力(論理的思考力、表現力、コミュニケーション力、マネジメント力)を、課題研究の軸とした全校的な探究活動の展開において、生徒の主体的・協働的な活動を通して育成している。
本年度は、科学技術人材育成重点枠による「汎用
性のある環境教育プログラムの実践」として、瀬戸内海沿岸地域の連携校とともに、生徒が主体となる生徒実行委員会を設置して、瀬戸内海をモデルとした学際的なアプローチから研究することになっています。高校生フォーラムはその集大成として開催されるものである。なお、この高校生フォーラムでは、課題解決型で汎用性があり、具体的な評価指標を定めた高校生版環境教育プログラムの開発及び実践の方法を、広く提言することを目指している。