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兵庫県立人と自然の博物館名誉館長賞を受賞!

園では、兵庫県立人と自然の博物館が主催する第9回「共生のひろば」で、「ホトケドジョウを守る会」と当園の取組みを紹介したポスター発表が「岩槻邦男名誉館長賞」を頂きました。これを記念して、園内でホトケドジョウの展示とともに、賞状とポスター発表の掲示を致します。

当園は、平成12年より日本の希少淡水魚の一種であるホトケドジョウを当園で繁殖させ維持する研究を続けています。さらに、平成24年からは動物園水族館協会の助成金を得て、生息地である「丹波地域のホトケドジョウを守る会」の活動にも参加し、域外保全(水族園での保存)と域内保全(生息地の保護)の連携を図っております。
今回受賞したポスター発表のタイトルは「ホトケドジョウの生息地・遊水池の再生」です。月に1回のモニタリング調査、生息地の造成・再生、普及啓発を目的としたパンフレットや環境教育の活動を紹介しています。
今回の展示を通じて、希少淡水魚保護の取組みについて理解を深めて頂き、身近な生物について興味を持っていただきたいと思います。

 

◆展示期間◆

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 ホトケドジョウ

平成26年3月4日(火曜)~4月7日(月曜)

 

◆展示場所◆

当園 世界のさかな館 企画展ブース

 

◆共生のひろばについて◆

「兵庫県立人と自然の博物館」が主催する作品展示会。
ひとはく地域研究員やひとはく連携活動グループをはじめ、地域の自然・環境・文化を自ら学び伝える活動を行っている方々が、お互いの活動を知り、活動の質をあげ、新たな展開のヒントを得る場として、平成18年より開催。第9回として平成26年2月11日に開催された。



◆ホトケドジョウについて◆

 学名 Leptobotia curta  
 環境省レッドリスト 絶滅危惧ⅠB類  
 概要 ホトケドジョウは、コイ目タニノボリ科に属する日本固有のドジョウの仲間です。青森県を除く東北地方以南、太平洋側では三重県まで、日本海側では京都府、兵庫県に分布します。兵庫県は本種の最も南の生息域にあたります。ホトケドジョウは流れの緩やかな小川や水田の脇にある水路に生息しており、底生性の水生昆虫等を食べています。産卵期は3月下旬から6月上旬で、オスがメスを追尾し、水草などに産卵します。冷水性の魚類で、兵庫県では、里山の谷戸から流れ出す冷たい水や湧水が流れ込む水路等に生息しています。このような場所は、主に水田として利用されているため、改修や整備等の開発されやすい場所になっています。ホトケドジョウは全国的に減少していることから、環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類に指定されており、近い将来における絶滅が危惧されている種です。  


◆「丹波地域のホトケドジョウを守る会」について◆

会長:山科ゆみ子氏
ホトケドジョウを愛する仲間たちが有志で集まってできた会です。7年間にわたり、生息環境調査や丹波市内の新たな生息地の探索等の活動を行っています。平成24年度より、当園と協働して活動しています。



◆その他◆

当園では、ホトケドジョウは常設展示ではありません。

今回、期間限定で展示いたします。生物の状態によっては、生体の展示は中止する場合がございます。

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