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【平成28年9月20日】国の天然記念物「アユモドキ」を譲り受けます!!

当園では、今年も岡山市立千種小学校(以下、千種小学校)で人工繁殖されたアユモドキを譲り受けることになりました。それに伴い、千種小学校にて生徒たちから当園の職員へアユモドキの引き渡す贈呈式を行った後、児童から当職員へ質問などの交流を行います(45分程度)。
千種小学校では、地元の希少な淡水魚であるアユ
モドキの種の保存と保全啓発のため、自然下で繁殖に取り残された親魚を採集して、繁殖させた稚魚を大切に育てています。当園との交流は、平成24年度から始まり、今年で5年目となります。
アユモドキは琵琶湖淀川水系、岡山県にしか生息
しておらず、文化財保護法で国の天然記念物、種の保存法で国内希少野生動植物種に選定されています。2015年11月には国際自然保護連合(IUCN)により最も絶滅の危険度が高い種に指定されています。
当園では、日本を代表する希少な淡水魚の保全を
目的として、岡山県産の地域個体群の危険分散および保護増殖などの域外保全に取り組んでいます。平成23年には、吉井川水系で捕獲した野生個体を用いて、動物園および水族館では初めてホルモン剤を使わない繁殖に成功しています。
小学校の皆様も自分たちの育てたアユモドキが水
族館で飼育され、展示されることを楽しみにして頂いております。今後、千種小学校で繁殖・成長させた個体を譲り受けた個体とともに、野生復帰に備えた個体数の確保と人工繁殖技術の向上を目指したいと思います。

 

◆アユモドキの贈呈式◆

【実施日】

平成28年9月20日(火曜)

13時50分~(約45分程度)

【実施場所】 岡山県岡山市東区瀬戸町鍛冶屋391 岡山市立千種小学校
※当園の飼育担当者(2名)が出席いたします。
【譲渡個体数】 30匹(性別不明)

【千種小学校での取り組み】

岡山市では種の保存と保全啓発を目的に平成22年度より生徒によるアユモドキの飼育・繁殖に取り組んでいます。
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 小学校での人工繁殖風景 産まれた稚魚の餌やり風景

 

◆アユモドキについて◆

【学名】 Leptobotia curta
【希少性】 ・文化財保護法:天然記念物
  ・種の保存法:国内希少野生動物種
  ・環境省レッドリスト:絶滅危惧ⅠA類
 

・IUCNレッドリスト:CR(CriticallyEndangered)

【生態】
 
ドジョウの仲間で、琵琶湖淀川水系と岡山県の数河川に分布する日本固有種。河川の中~下流域、用水路の岩場や石垣の間に生息し、日中は物陰に潜んでいることが多い。水生昆虫やイトミミズなどを餌とする。産卵期は6~8月で、河川の増水や水田の灌漑(かんがい)などによって生じる一時的水域で行うことが知られている。

アユモドキ-HP.jpg

 

当園の展示水槽-HP.jpg

アユモドキ   生息地をイメージした展示水槽
     
※譲渡されたアユモドキはバックヤードにて飼育しますが、今まで譲渡された個体の一部は当園さかなライブ劇場で展示されています。
※生物・天候等の状態により実施日時が変更される場合がございます。取材の折には、一報いただきますようお願いいたします。