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第29弾「ニホンカワウソはなぜ絶滅したのか?」

当園では、平成27年11月8日(日曜)まで、水辺の妖怪を実在する生きものとともに紹介する特別展『須魔怪奇水族園-古今東西!水辺の妖怪』展を開催しています。

もちろん日本の代表的な妖怪である河童もその一つですが、河童と見間違えられた生きものにニホンカワウソが上げられます。特別展会場では河童のモデルとなったニホンカワウソの剥製を愛媛県愛南町より借用し展示していますが、今回のサイエンスカフェでは生物としてのニホンカワウソにスポットをあてました。

2012年、環境省はニホンカワウソをレッドリストの絶滅種に加えました。ニホンカワウソは生態研究が進展する前に、保護の施策が十分に機能せず絶滅扱いとなってしまっています。河童と間違えられた彼らの生態を知り、歩んできた道を振り返りながら、当時の調査の状況や、その後の研究についてカワウソの研究者である筑紫女学園大学の佐々木浩教授にご講演頂きました。

 

 

◆開催日時◆

平成27年10月3日(土曜)18~20時

※17時30分受付開始

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ニホンカワウソ最後の画像
※高知県須崎市、鍋島誠郎氏 提供

 

◆開催場所◆

当園 本館1階 大水槽前

 

◆料金◆

大人  

1,000円

4歳~小学生  

500円

3歳以下  

 

◆定員◆

100名様 ※先着順

 

 

◆講演者◆

佐々木 浩氏(筑紫女学園大学現代社会学部教授)

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1957年東京都生まれ。小学校から高校まで西宮で過ごす。専門分野は動物生態学:博士(理学)1991-2000年度ニホンカワウソ緊急保護対策調査検討委員会委員。国際自然保護連合種の保存の委員会カワウソ専門家グループ委員。日本から韓国、東南アジアへとカワウソの調査地を広げ、現在、タイ、マレーシアでカワウソの生態や保全の研究をしている。国内では、ニホンイタチとシベリアイタチの種間関係を研究。