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第38弾「DNAで生き物の進化を解き明かす」

当園では閉園後に大水槽前でサイエンスカフェを開催しています。第38回目となる今回は、理化学研究所から工樂樹洋博士をお迎えし、ご講演頂きました

 

◆提供話題の内容◆

「 DNAで生き物の進化を解き明かす
-私たちとサメの関係をゲノムで調べてみたら-」を開催
「DNAで生き物の進化を解き明かす-私たちとサメの関係をゲノムで調べてみたら-」

水槽の中にいる魚やカメ、そしてクラゲも、私たち人間と同じ祖先から、長い時間をかけて枝分かれし進化してきた「なかま」です。形やくらし方がちがっていても、DNAの情報はかなり似ていることが、最近の研究から分かってきました。今回の講演では、とくに最近力を入れているサメの研究について取り上げ、DNA情報の比較からどんなことが明らかになったのかを紹介します。
DNAの情報は、かかりやすい病気の予測や野外の生態調査など幅広い分野で利用されています。いきものの多様性や進化を調べるときにも、DNA情報は、生命のしくみの「共通語」として不可欠です。データサイエンスを駆使して行われるDNA情報の研究は、いきものの採集や化石の発掘よりも大量の発見を一度にもたらすことができる現代版の博物学といっていいかもしれません。そこから広がる新たな研究の世界をのぞいてみませんか?

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◆講演者◆

20160508SC38-HP1.jpg 工樂 樹洋 (くらく しげひろ)

理化学研究所 ライフサイエンス技術研究基盤センター ユニット 
リーダー
関西学院大学大学院 理工学研究科および神戸大学大学院 自然科学系先端融合研究環 客員准教授(兼任)

【プロフィール】
1976年 奈良県奈良市生まれ。1999年に京都大学理学部卒業。
2005年 京都大学より博士号(理学)取得。その後、理化学研 
究所研究員やコンスタンツ大学(ドイツ)の教員を経て、2012年より現職。

専門分野:分子進化学、ゲノム情報学、発生生物学

 

◆開催日時◆

平成29年6月3日(土曜) 18時~20時 (17時30分~ 受付)

 

◆開催場所◆

当園本館1階 大水槽前エントランスホール

 

◆参加費◆

大人1,000円、中学生以下500円 幼児無料