

【平成30年9月14日~10月14日】企画展『アオリイカの能力大解剖!』 – もようしもの
【平成30年9月14日~10月14日】企画展『アオリイカの能力大解剖!』
※開催期間は終了しました
当園では、企画展「アオリイカ能力大解剖!」と題して、夏の風物詩であるアオリイカの子どもを展示します。
須磨海岸では毎年、初夏から盛夏にかけて、近隣の海でふ化したと思われるアオリイカの子どもが採集できます。しかしながら今年は豪雨の影響なのか、なかなか出現を確認できず、半分諦めかけましたが、職員一同が必死に採集のため海へと通った結果、なんとか展示に足りる数を集めることができました。透き通った綺麗な体!そこに、時折現れては消える色彩の豊かさ!もちろん、食べても美味しい!そんなアオリイカについて、皆様はどこまで知っていますか?今回の企画展では、そんなアオリイカの体の構造から能力まで徹底的に調べ、パネルで紹介します。職員の努力が実を結び、水槽内を優雅に泳ぐアオリイカと、その数々の能力が書かれたパネルとともに是非ご覧ください。
アオリイカの子ども
◆展示生物◆
『アオリイカ』Sepioteuthis lessoniana
◆展示数・大きさ◆
約30個体・全長 約10センチメートル
◆展示場所◆
当園 本館2階 カンブリア進化の大爆発コーナー
◆展示期間◆
平成30年9月14日(金曜)~10月14日(日曜)
◆アオリイカについて◆
・分布 北海道以南の日本各地。西太平洋~インド洋の温帯域・熱帯域に分布。
・生態 沿岸の藻場などで4~9月に産卵された卵は、約1ヶ月程度でふ化し、その年の10~12月には
体重300~1,000グラムに成長する。翌年には成熟し親イカとなるが、産卵を終えると死んで
しまうため、寿命は約1年。群れを作って生活し、様々な種類の魚やエビを捕食する。食欲旺
盛で、餌がなくなると、共食いをすることもある。
※展示生物の状態により、展示の変更や中止する場合があります。